セミナー活動をしているけれど、明確に業者と一般の方向けセミナーを分けている。
けれど、ときどき身分を隠して参加される業者の方がいる。
今日も、午前のセミナーに来られた方、会費を集めるときにすぐに聞かれたのは「領収書もらえますか?」
一般の方がまっさきに領収書を求めることはほとんど無い。
だいたい領収書を気にされる方は業者の方。
もともとレジュメを入れた封筒には入っているので、いつもこちらから「領収書は中に入っていますので」とお金をいただくときにお伝えするのだけど、業者というか仕事で隠密で参加される人は領収書を気にされる。
だから気になっていた。
午前中のアンケートも素っ気ない内容。
ほんとうにニーズのある方なら、アンケートに書く内容もすこし変わってくる。
でも素っ気ない内容。
昼から一人だけの参加になるので、これは確かめてみようと思った。
昼からのセミナー前に部屋にやってきたので、たわいもない雑談を交えつつ「なんのお仕事をされているんですか」と聞くと案の定「○の仕事です」と。
そしていろいろ突っ込んでみると、渋谷のコンサル会社だった。
また参加理由は「社長の奥さんが○人で、アドバイスをしようと思って」と。
「コンサル会社の社長にコンサルをするんかい!」と内心突っ込んでましたが。
そして業者は業者向けセミナーに参加して欲しいと言うと、そこではじめて「私個人の」「主人の相続のことも」と追加の理由がいろいろと出てきた。
具体的につとめている会社名を聞いて、検索エンジンで検索してみると、相続不動産を扱い、相続コンサルティングもやっていると。。。
「申し訳ないですが、お昼からのセミナーはお休みとさせて下さい」というと、なんだかんだとお話しされていたけれど、最終的には帰っていただくことができた。
こちらも相続の仕事はボランティアじゃないので、そのへん業者の方も察して欲しいところだけれど。
勉強したいのはわかるので、だから業者士業向けセミナーをしている。
ケチって一般向けセミナーの参加費で一般人に混じるというのはご遠慮いただきたいとつくづく思う。