型にはまらないほうが

昔中小企業診断士の勉強をしていたとき、SWOT分析が出てきた。

SWOT分析とは、自社の内部環境と外部環境を「強み(Strength)」、「弱み(Weakness)」、「機会(Opportunity)」、「脅威(Threat)」の要素で分析する手法です。

この手法を信奉している人も多くいて、たまにどっかの研修会でもこれを事業戦略構築のために活用していることもあります。

でも稀代の経営者だけじゃなく、私の知っている凄腕の経営者がSWOT分析をしているのを見たり聞いたりしたことがないのが現実。

この分析をしないと結論が出ないというのであれば、まだまだ経験不足や勉強不足ではないかと。

基本的に自分の中に答えが見えないと。

また分析するだけではあまり意味が無く、ランチェスターや孫子の兵法なども考慮しないといけないのではないかと。

あと、SWOT分析にしろ、PDCAにしろ、型にはめると、型にはまった答しか出てこないのではないかと。

だから、こういった型にはまった手法で答えを出すのを見たとき、もったいないなあと思う。

私はA4の裏紙一枚に、適当に考えを書いて考え方をまとめる手法をしている。

後日見返して「なんだこれは」と思う事もありますが 笑